草った人生

腐った人生。草った人生。考え事の保存に。

Folk系に興味ある人のコミュニティについて(国外)

国外編である。草。

1.その国にとって他国の文化をやっている

2.自国の文化をやっている

3.レクリエーションとしていろんな国のをやっている

という3パターンがある。それぞれの所に番号で付記しておく。だいたい全部2!北欧についてはそれなりに詳しいが、それ以外は全然ダメなので、順次拡張します。気合があったら分割するかも。舞踊団は別んとこ

 

France

 

Norway

Landskappleiken(2)

舞踊コンテスト

非常に有名なNorwayの舞踊コンテストであり、Youtube上にある現地のBygdedansの動画は全部ここのものと思ってもいいくらいである。毎年7月に開かれる。Egil Bakka(2017)によれば、Bygdedansの主な継承の場であり、Krara Sembの収集したものとLandskappleikenがNorwayの二つの民族舞踊の大きな流れとなっているとのことである。音楽のコースもあり、hardanger fiddleやLangleikのコースもある。しかしコンテストということは彼らはどこかで練習しているのだろうか…?その部分はまだリサーチが足りない。

 

Norsk Folkemuseum(2)

研究機関

野外博物館である。伝統的なNorwayの建物が展示物のメイン。

5月~11月には日曜の14時からから1時間ほど踊りを見せてくれる。さらに、それとは別に夏季には13時から別の場所で毎日踊りを見せてくれる。つまり夏季の日曜に行けば二種類見れるとのことである。後者のみ見たことがあるが、そっちは小学生~高校生くらいの子がレクリエーション的なものをやっておりクオリティはあまり高くなかった。Youtubeを見る限り日曜は30代くらいのカップルがBygdedansを見せてくれるようなので、そっちの方が良さそう(いつか僕もまた行きたい)。

 

 

 

Sweden

Skansen(2)

研究機関

野外民族博物館である。民族舞踊を生で見れるが、(おそらく職員がやっているために)踊り手のクオリティはそう高くない。ある意味民族舞踊らしいんですかね?継承している踊りにはTurdansが多く、Svenska Folkdansringenの関係者が講習するような踊りについてはSkansenの人が踊っている動画を見たことがない。Gammaldansは完全に対象外で、コンテスト系のもの(Hamboなど)もほとんど対象外であろう。もコンテストに出場しているメンバーがいるかはわからん…)

新型コロナウイルス騒動の中で、Turdansの基礎ステップについてYoutubeにアップしており、勉強になる。世界で視聴者が僕ともう一人くらいしかいない。悲しすぎる…

博物館なので資料に期待している(行ったことはない、そもそもSwedenに入国したことがない…)

 

Svenska Folkdansringen(2)

共同団体

Sweden全土のダンスサークルの協同組合的もの。ダンス以外もSwedenの伝統文化を扱ってるらしい。日本のSwedenの踊りの輸入元は大半はここに関わる講習会であり、2019年10月の来日講習会の講習者もここの所属であった(2020年の100周年記念イベント向けに振り付けた100周年Hamboというのを習った)。扱ってるのはGammaldansがほとんどであると思われる。紹介ページ以外全部Sweden語だが、各地の下部組織のダンスイベントの日程とかも載っているので旅行するときは目を通すと面白いかもしれない

https://folkdansringen.se/riks/in-english/

 

MusikVerket(2)

官公庁

google翻訳を通したらSweden芸術庁と翻訳されたので、どうも国立の芸術分野を扱う省庁であるらしい。民族舞踊だけでなく、民族音楽の収集、舞台芸術の収集なども行なっているらしい。

https://musikverket.se/om-musikverket/?lang=en

MUSIK-OCH TEATERBIBLIOTEKET(2)

公立図書館

上記の官公庁の下部組織にあたる図書館。僕の持っている論文集はここで頼んで個人輸入させて頂いた。

https://musikverket.se/musikochteaterbiblioteket/om-musik-och-teaterbiblioteket/?lang=en

 

Ukraine

Ukranian Dance World

共同団体?

世界中のウクライナの踊りをやっている人たちの共同集団である。Virskyなど国内の職業舞踊団や学生舞踊団、アメリカなどで活動している趣味の団体なども協賛している。Facebookの更新がめっちゃ多い。

U.K

RSCS(2?)

 S.C.Dの協会。

https://www.rscds.org/?language=ja

 

U.S.A

Stockton Folkdance camp(3)

毎年夏にアメリカのStocktonで世界中のフォークダンスを扱うキャンプをやっている。民族舞踊というよりレクリエーション化させた[フォークダンス]としての側面が強く、民俗的なものを志向するなら無駄足になる可能性は高い。講習者は現地人だったり移民だったり大学の教授が現地で習ってきたものだったりする。大体が、講習者によって振り付けがつけられていたり、ラウンドダンス的に変えられたりしている(前者の例がTropanka, 後者の例がToturである)。

一方難易度は低く、最初の導入としては非常に有用と思う。ここで習ったことをyoutubeの類似動画を見て研究して自分で高める、という手法で新しい踊りを学ぶことができると思う。50年代から毎年やっているのでレクリエーション系フォークダンスの元締めみたいなものであり、日本に入ってきているものは大元はだいたいこれである。某氏が60年代にここに通って習ったものを日本で普及させたのだと思う(この話には裏付けはないが…)。

Stockton Folk Dance Camp

 

Scandia D.C(1)

ワシントンD.C.の北欧の踊りの社会人サークル。講師はどうもSwedenからの移民っぽく、Stocktonよりも民俗性は高いと思う。かなり大々的にやってるので連絡したら参加させてくれる可能性は高い(私はサイトを見つけただけ)。

扱っている踊りはNorwayのBygdedansとSwedenの王立協会の扱っているPolskaがメインである。NorwayのものについてはしょっちゅうLandskappleikenで踊られているような有名な踊りばかりである(Rorospols, Hallingspringarなど)。Swedenのものはも有名どころが多い。サイトで舞踊動画を公開しているので勉強になる

教習DVDも販売しており、何年か前(少なくとも2017年以前である)のkvkの先輩が購入したらしくVosarullのデータのみ、Caller間で継承されている。著作権的はアウトだよなーコレという感じ。

Scandia DC

 

Folk Dance Federation of California

Let's Dance!という月刊誌?を発行している。基本はStocktonで習ってきたものを会員向けに再紹介している感じだが、Stocktonのテキストブックには載ってない情報(講習者が口頭で伝えたとか?)も載っていることがある。

HP

http://www.folkdance.com

Let's Dance!のアーカイブ

http://www.folkdance.com/resources/archives/