Polandの民族舞踊
1.分類
National dance
Polonez 3拍子
Mazur 3拍子
Kujawiak 3拍子
Oberek 3拍子
Krakowiak 2拍子
中世の宮廷舞踊から17世紀ごろにPolonezが分化し、18世紀にMazurkaとなった後、Mazur, Kujawiak, Oberekに分化したらしい(Ewa Dahlig-Turek, 2003)。
Reginal Dance
その他
2.概括
軽く、知っていることだけ。
ポーランドは現在は舞踊団の影響が非常に強い。舞台で踊っている動画ばかりで村の適当な踊りはYoutubeではほとんど発見できず、舞台主体の継承が行われている。舞踊団主体であることから
・動きが固定的でありフリーの踊りもない
・西洋の宮廷舞踊の流れを汲んでいるためバレエとの親和性があり、局所的にはバレエと同じ体の使い方をする(Balkanの舞台舞踊はバレエの影響を受けていないが、これはバレエと親和性がないためと思われる)。
・ステップとメロディ、リズム感はどこでも同じで、舞踊団ごとに隊形や動きの順番が違うというパターンが多い。そのため、地域差より舞踊団差が大きく、また基礎的な体の使い方はどこの舞踊団でもほとんど同じ
・踊りの基礎的な部分の形式化、およびそれを原因とする各踊りの独立化
という特徴がある。
また、舞踊団以外には有名なオペラなどの一場面で舞踊が出てくる場合がある。これらも舞踊団の影響を全く受けていないとは思えないが、舞踊を主目的とする団体ではないので違いはあると思っている。実際にどのように違うかはまだリサーチが足りないが…
純粋な意味でのポーランドの村の踊りというのはポーランド分割がなされた時点で消滅したと考えるべきなのかもしれない。ちなみに、移民がフランス国内の色々なところで踊り、最終的に生き残ったのがMazurka(Mazurka Gascogne)である。