Ръченик(Rucenik)
0.分類
地域:Bulgaria-Dobruja
音楽的分類:Racenica
舞踊的分類:Ръченик
形態:Single, LOD方向に進行またはその場
規模:Youtubeの酒場で踊っていた動画では三人で踊っていた。
1.概要
Bulgaria,Dobruja地方のsingleで踊る男性舞踊の形式(手間なので以下アルファベット表記)。Dobrujaは大地を踏みしめる低重心の動きが特徴的であるが、この踊りは特にGround Playを頻繁に行うのが特徴的である。また、DobrujaとThraciaの踊りは部分的に互換性がある場合があり、ThraciaのRacenicaでこの踊りでよく見られるモチーフと同様のものが踊られるのを見たことがある。もちろんその場合は重心はThracia風である。
日本で踊られているものは、今のところ、Filip Kutevなどの舞踊団において踊られる舞台舞踊として昇華されたもの、もしくは日本の講習者が現地で習ってきたもの自分で構成し直したもの、現地人がこちらにきて講習していったもののいずれかであり、実際に村踊りとしてどのように踊られていたのかは不明である。Youtube上に酒場で踊る動画が存在するのだが、振り付けが決まっており、舞踊団の影響が推察される。他の類似する地域(冷戦時に共産主義圏であった国々)の様子から、村ごとに違う踊りだったものが外部から見て同じように見えてしまったために習合したと考えてる。
要するに全然わからないので、詳しい先輩後輩に聞きつつこれから色々書いて行くつもりである。
*僕が見たことあるもの
Rucenik kvkで継承されているVeserinと呼ばれる講習者が講習したもの。年代は不明。現在のkvkでは源資料とは比べものにならないほど低姿勢で踊られている
Rucenik 1995年度の関西バルカン研究会で講習されたもの。
Rucenik ot Kalipetrovo 2017年度関西バルカン研究会で講習されたもの。2007年度にも類似の講習あり
Kalipetrovski Rucenik 2005年度関西バルカン研究会で講習されたもの
Sborenik SborenkaとRucenikのメドレー。完全に舞台舞踊に昇華されている。